ドルフェゴラッピィの性徴
シルバー博士の残しもの
『この星って、6550万年前に来たときと比べて随分棲み心地良くなったよね〜』
fever in the air
いくら都会から越してきたばかりで
土地勘もなく夜道は心細いからっつったって
よりによってあっしらに道案内させますかねぇ
いいんスか?うちら舐められちゃいませんか?姉御〜
しゃあないだろ
これもあたしらの認知度をこの子が暮らす社会に広めるためだ
あいつらのいうところのwin-winな関係ってやつなんだよ
…姐さん、最近だいぶ人間かぶれ進んでやしませんか
なんだって?この子の夜食のためにカマボコになりたいって?
なんでもねぇッス…
ところでオイ、あんた
ちゃんとついてくるんだよ
ちゃんとあたしらのこと、いつまでも見失わないようにね
「貴様が噂の彷徨う鋼巨人か。ふん、まるで木偶の坊だな。
何の目的でこの地に現れたのか知らぬが覚悟することだ。
紅槍騎士団の一番槍である私が皇子の名のもとに貴様に鉄槌をぅわぁあ」
「え、人目惚れ…?」
curiosity killed the Cat
昔無印良品でなんとなく買った100円のミニ4コマノートに
なんとなく描いてた落書きをスキャンして加筆する形で再利用しました。
おい、そいつはどこから拝借してきた?
人聞き悪いのう
銭ならちゃんと握らせてやったわ
ほれ、これからは妾がそよいでやろう
成る程な、道理で俺の懐も風通しがいいわけだ
晴れてまた一文無しか
よく考えりゃ全部お前のために露と消えてやがる
ホホホ、苦しゅうないぞ、仇郎
苦しいわ!
とはいえ、もとより成るように成れといって始めたこの旅路
身銭はもっぱらヤヤの茶目っ気のために切って然るのであった
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